nuntyak123のブログ

エンノタケナワ

OH MY GOD マーザー降臨☆

こひつじさんからバトンを受け取りました。ぬんちゃくです。はじめまして、の方もいればアイツだと目を丸くして見る方もいるかもしれません。普段はこういう言葉遣いもしないネットイキリなのでハイ。笑。なんちって。とりあえず、何を書けばいいのか分からないので変なことかきやす。


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私は20代半ばに差し掛かり一人暮らしをやめ、実家に戻り母の前でまじめに働いてみようと思っています。恥ずかしながら今は母親の作るご飯を食べております。高校までは勉強に武道に真面目だったんです。。今更ですが、高校までの母を思い出すと大変苦労をかけたなと。女は弱し母は強し。母親は本当に強いものだったのだなと。怖かったなと。お、思いました。ニッコリと皺のよった笑顔は、か、格別だったなと。思い出しました。



私は、この間まで親不孝なことにスロットとかパチンコとか世間ではギャンブルと称される泥沼(^-^)で小遣いを稼いでおりました。大学に通いながら。当時は。


大学に進学する際に親元から離れ一人暮らしを始めましたが、学校では一向に意欲が湧かず、「つまらないなぁ」とひとりごちながら通っておりました。人との馬も合わず、あ、いえ、自分から塞ぎがちなところがあったので馬が合わないのではなくて殻に閉じこもってました。


そんなせいか、授業は行かず(代席頼んでいたのですがそれも申し訳ないので辞めておりました。)1人で遊ぶ楽しみとしてスロットにのめり込んで、いつの間にかお金を稼いでおりました。


勿論、お家には何も言わずお金も入れず、、、学費は自分で払っていたのでお金の面で親に叱られることはありませんでしたが、母親の勘というのは鋭く、どうやら産んだ子の様子が分かるみたいでLINEなどがしょっちゅう飛んできて、それに対して私は「勘のいい女は嫌いだよ」と煩わしく感じて連絡をしませんでした。ごめんなさい。

そして、案の定、私は大学をやめスロットで本格的にお金を稼ぐことを開始し、今年に入るまでは順調にお金が貯まる幸福感とともに自身歩んでまいりました??


が、今年入ってしばらくです。稼げる額が渋くなりました。原因としてコロナ禍も勿論ですが業界自体が稼ぐ人にとってはオワコンに近い状態になっていたことにより一線から退きました。出玉規制というものです。仕様もあります。


いや、これは自分の技量不足かもしれません。オワコンといっても上手い人はまだまだ山ほどいると思うのでやっていけるのかもしれません。ですが、このまま続けても良い事が無いのはよく分かっていたのでこの機会に身を引くことにしました。


そして、離れてから4年経った家に帰りました。帰る途中「どんな顔して帰ればいいかわかんねぇなぁ」と電車から過ぎていく空をぼーっと眺めているうちに乗換駅を乗り過ごしたり、実家の最寄り駅に降りてからも家の近辺を不審者のそれでウロウロしたり、帰ったと言っても直帰は出来ませんでした。いざ、家の前に着いて玄関の前に立っても、中々インターホンを押すことができませんでした。しかしながら考えてもみればこんなことをしていては何も前に進まないだけだと、そのまま勢いよくインターホンを押しました。


「はい」


懐かしい声に私は少し緊張しかすれた声で自分の名前を返しました。ドアが開くまで異常に長く感じ、冷や汗をかきはじめているのがわかりました。まもなく玄関のドアは開きました。


私は久しぶりに母の顔を目の前にし濃くなった皺に一目やって、つくづく私は何をやっていたんだろうと思いました。大学辞めたことを告げてすぐに母の横をすり抜け、リビングの椅子に腰をかけました。大学をやめたことを告げた時、母がどんな顔をするかを見たくなかったからそれ以上何も言わず、言えず、直ぐに何を言ったらよいのかわからず、家から学校に通ってた時と同じ様にリビングにすぐ行きました。


周りを見渡す限り何も変わっていませんでした。質素に暮らしている事も何となく把握しました。母はおかえり、と言って高校生の時の私が帰った時のような口ぶりで「ご飯食べる?」と普通に声をかけてくれました。私はうんと頷き母のご飯を待ちました。大学のことに触れず、何をしていたかなども聞かない母に私は申し訳ない気持ちと、どこか安堵している気持ちもありました。


テーブルに並べられていく皿を見て茶碗を見て私は込み上げてくるものがありました。


「さっ、冷めないうちに食べなさい」


ニッコリした顔は前と比べて皺がやはり増えてました。玄関の時よりも皺が一層陰りをましている気がしました。そんな母の顔から私は皿に目を落としました。


「どうしたの?食べないの?食べないなら明日に取っておくけど」


私は食べれませんでした。中々添えられた箸に手をつけることが出来ませんでした。


私は母の性格を忘れていました。


皿の中には何も入っていませんでした。母は皺を寄せながらニッコリと奇妙に笑い


「明日に取っておくわね」


とカラの皿にラップをして冷蔵庫にしまいました。


\(^^)/\\\サイコパス///\(^^)/


#この見世物はフィクションです


それではたのちいたのちいクリスマスを!!ばば〜い(^-^)